・今更この日記を読み返した。良い悪い以前に、読みにくい。こんなにも下手糞な文章を発信していた自分が恥ずかしくなってくる。しかも批評になると偉そうな文章になるのが尚の事気持ち悪い。お前は何様だ。
・かといって、あれから俺の日本語が極度に上達した訳でもないだろう。恐らく、当時読み返しても同じことを思ったことに違いない。
・では何故あのようなひどい文章がのさばったままになっていたかというと、基本的に書いた文章を読み返さないからだ。理由は色々あるが、まず、書いた時点で既に「あの文章は失敗作だ。恥ずかしいから読みかえさなないで置こう」と考えていたせいだろう。酷い話だ。そんなものを載せるなと、今更にして思う。
・第二に、書いた時点でかなり満足してしまっているということ。精神科なんかのカウンセリングを想像してもらえば分かるが、大体、自分の言うことを聞いてもらえただけでも、胸はすっとするものだ。ブログに書くと言うのも似たような事で、ある程度言いたいことがまとまって書けてしまえば、その時点で結構な満足感が得られてしまい、その文章の出来など最早どうでも良くなってしまう。優秀な人間ならばそれでも良いだろうが、俺は馬鹿だからそうも行かない。見せかけだけ文章のモノが置き去りにされるばかりだ。そうして積み上げられた支離滅裂の集合体に、俺は今苦笑することしか出来ない。
・かといって今更昔の文章を直す気も無いので、そのまま残しておくが、このように自分の恥を恥とも心得ずインターネットに上げる行為に心底恐怖した。きっと世の中には私のように後々後悔する人間が後を経たないであろう。怖い世の中になったものだ。